朝井リョウさんのアイドル小説、『武道館』を読んだよ〜

 

今回もやっぱり人間が怖い作品です〜。

「アイドルオタ怖え。」

「女こええ。」

な作品になってます。

 

 

簡単に説明すると、アイドルグループが武道館を目指すっていう話ですね。

その武道館を目指すまでの過程で人間的な感情だったり、人間の怖さだったりが表現されています。

恋愛禁止の中でのアイドルの「恋愛」の優先順位。

アイドルになるまでに恋愛してたことによるアイドルになる障害。

 

「アイドルは夢だから現実味を見せないで欲しい。」

「ブランド物なんかもつな」

「恋愛するアイドルなんかビ○チだ。」

結局やっぱりそういう好き勝手いうファンの気持ち悪さが表現されています。

とてもリアルでした。

小説ですが、ドキュメンタリーを見てる気になります。

オチもやっぱり怖い。

不思議な感覚になります。

 

女の嫉妬の怖さも表現もされていますし、

恋は盲目というものを形化していてアイドル恋愛の怖さも表現されています。

僕は将来アイドルプロデューサーになりたいので、すごい勉強になりましたね〜。

ちょっと思ってるんですけど、

アイドルって世界一きつい職業なんじゃないかと。

 

アイドルの幸せってなんなんでしょうかね。

ファンがついたりTwitterのフォロワーなどで数値化されて幸せを感じる人もいるだろうし、

多人数じゃなくて数人でいいから愛してくれる人が欲しいっていう人もいるだろうし、

可愛いドレスをきれて、メイクさんがいて、可愛いと言われることが嬉しい人もいるでしょう。

 

その反面、やってもないことを言われたり、写真1枚をとってもその後に何を書かれるかでどんなものにも化けるわけじゃないですか。

人は見たいように見て、聞きたいように聞くものです。

情報源がわからなくても簡単に信じます。

「そんな気がしてた。」

曖昧な情報で簡単に批判します。

 

 

でも認知をされない孤独というのもきついものですよね。

サラリーマンなんか顕著に現れていて、どんなに仕事をしても街の人から賞賛されることなんかないわけじゃないですか。

上司、部下、同僚から評価されなければもう賞賛してもらえる機会なんかないですよね。

「○○してくれてありがとう。」

「○○できてすごいね。」

結構こんな単純なことでもやる気が出る人はいっぱいいると思います。

 

楽な仕事なんかないし、きついことなんか山積みですが、

「カメラに追われる職業」

って本当にきついんじゃないかなって思います。

プライベートがない。

なにをやっても見られてる気がする。

 

この【武道館】に出てくる中で一番印象に残ってるセリフがあって、

それが、

3歳とか4歳の私も、そうしていたんです。

18歳の私がそうしている写真だけが、ここに載っているんです。

この発言は主人公の幼馴染の男と写真をとったり、家に行った時の写真を撮られたのが発覚してのセリフです。

 

 

この言葉を見てなんというか、

うわっ!

って思いましたね。

 

これを想像で書いたのか?って思うと震えました。

本当これ見ててアイドルってきついなと。

だから恋愛禁止は嫌い。

裏でコソコソ感がある。

裏切られた感が出ちゃう。

まあわかるけどさぁ。

自分が応援してたアイドルが自分以外の人間1人を好きになったと言われればショックになるよなぁ。

しかもただの失恋と違って金が介入してるからね。。

でもどうにかできると思うんだよな。

そこが解決すればもう一段階アイドルは進化すると思う。

 

 

ちなみに作者の朝井リョウさんは恋愛okでCDが廃棄とか、そんな感じの理想みたいです。

僕と同じですね。

僕も正直どっちもいらないんじゃないかとは思ってます。

でもCDに関しては

「売れないなら売らなくていいじゃん!」が僕の考えなんですけど、

それでもグッズとして欲しい人っていると思うんですよ。

だからCDはなくならないんじゃないかなぁという印象。

もしかしたらCDに変わるグッズを作ればいいかもしれませんね。

 

それを見つけたいです。

CDに握手券をつけるという最強の方法をAKBが見つけた以上それを超える何かを作らないと。

収入がないとさすがに死にますが、CDじゃない気がするんですよね。

 

しかも小説なのに人生勉強になりましたね〜

正しい選択なんてこの世にない。

たぶん、正しかった選択、しかないんだよ。

何かを選んで選んで選び続けて、それを一個ずつ、正しかった選択にしていくしかないんだよ。

 

このセリフもすごい刺さりましたね。

いつも

「これでよかったのかな?」

って不安になっちゃうけど

それを自分で正しい方向に変えるのだと。

 

この考え方だとどんなことすらも成功に向けれそうですよね。

例えばAとBについての議論で自分の意見はAなのにBの意見を言わなきゃいけない時

Bの意見でも議論で勝てるようになれば最強ですよね。

ちょっとわかりづらい例えでしたが汗汗

 

間違いすらも正解に変える。

そんなことも学びました。

アイドル小説でしたが、普通に今後の生き方の勉強になった気がします。。

 

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